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入居者レポート

【入居者レポート】収納を充実させた、箪笥不要の部屋
東京都文京区/Y邸

■見学で知ったオーダーメイドシステム

小学生のお子様がいらっしゃるとは思えないほどすっきりしているYさん宅。和室をとり払って、リビングダイニングとひと続きにした空間をはじめ、部屋のあちこちに、収納のためのさまざまな工夫がありました。



以前住んでいたマンションでは、避難通路となるバルコニーがリビングに食い込むように設けられており、変形したリビングがご主人の不満のタネだったとか。和室を取り払い、2部屋を一つにつなぐことでひと回り大きくなった理想の長方形リビングは何と約26畳大。



リビングダイニングの一角に設けた収納スペース。ダイニング側には食器や日用雑貨を収納しています。

■オーダーメイドのポイント



(1)ピアノを置くため、床を補強。本棚を設置して書斎机としても活用
(2)扉の裏に本棚、壁にピクチャーレールを設置
(3)洗濯機の上にハンガー棚を設置し、リネン庫の下に引き出し型の収納スペース
(4)サイドボードを設置して、写真やビデオ・DVDなどを収納
(5)キッチンの食器棚とカウンターの棚の扉を揃いのものに変更
(6)和室をとりはらって、リビングダイニングとひと続きに。押入れだった部分を食器棚と、桐箪笥も収納できるクローゼットに

■見学で知ったオーダーメイドシステム

都心のただなかにも震災や戦災を免れた古い建物が残り、歴史の面影を今に伝える風情ある界隈が案外多いもの。今回紹介するマンションもそんな一角に建っています。

Yさんのご主人はこの地で生まれ育った江戸っ子。以前も奥様、お嬢さんと家族3人で、両親のマンションにほど近い地元のマンションに暮らしていましたが、その住まいにはいくつか不満がありました。
一つの不満はリビングダイニングの形。避難経路を確保するためのバルコニーがリビングダイニングの一角に食い込むように設けられていたため、部屋の形がいびつで何となく落ち着けなかったそうです。

もう一つの不満は収納スペースの不足。くつろぎの空間であるはずの主寝室には、婚礼3点セットと奥様のおばあさまの形見である桐箪笥が置かれ、箪笥の隙間で寝る生活はご主人にとって大きなストレスだったとのこと。さらに、お嬢さんのための雛人形だけでなく、奥様の七段飾りに加え、ご主人所有の五月人形と、三人分の節句用品がウォークインクローゼットを占領しているのも収納スペース不足の一因でした。大切な頂き物ゆえ処分もできず、そのせいで納まりきらないモノが生活空間にはみ出していたと奥様は振り返ります。


キッチンの背面にオプションで収納家具を追加。引き出しの面材や吊り戸棚の扉もキッチンと同じもので統一しました。突き当たりはリビング。



右の収納家具はAV機器、DVDやCD類、奥様の趣味であるお茶の道具などをたっぷり収納。左のテレビと右のAV機器をつなぐ配線は床下を通しています。


この不満を何とかしたいと思っていたときにチラシで見つけたのが、現在のマンション。目と鼻の先にあるうえ、大通りに面していない好立地で、広さが以前より広い100m2超の住戸があることも魅力でしたが、何より目を引いたのがトランクルーム。ここに節句用品一式が納まるだけでも、住まいの居心地が向上するに違いないと確信したYさん夫妻は、早速モデルルームを見学に行くことにしたそうです。


洗面所にはハンガーを吊るす場所を追加。一旦ここで形を整えた後、すぐ横にある浴室乾燥機で乾かすのが奥様の日課。手前には下着収納の引き出しも設けました。



書斎を兼ねた予備室にも他と同じ木質系のシステム収納を設置。ピアノ下の床も補強。アップライトならそのままでもOKですが、ワンランク上の安心を入手。


■インテリアを統一して、すっきり感をアップ

実際に新居を拝見すると、このほかにもオーダーメイドシステムによる細かな変更や追加が、生活をより快適にしていることがよくわかります。
たとえば、納戸、物入れ、取り払った和室の押入をひとつなぎにして設けたリビングダイニングのL字型システム収納は、ダイニング側からは食器や生活雑貨をしまうスペースとして使用。一方、廊下から続く壁面側の扉を開けると、下段には桐箪笥が納まり、その高さに合わせて設けた中段の上には、洋室だけの住まいで収納場所に困る客用布団がぴったり納まっています。
すべての扉を閉めると壁同然で、室内ドアと同じ木質系で統一されているので、見た目もすっきり。


収納スペースをリビング側から見たところ。こちらには奥様のおばあさまの形見である桐箪笥や布団を収納。中段の高さは箪笥に合わせました。


さらに、リビングダイニングだけでなく、各個室や玄関、トイレにまでピクチャーレールを追加してある点も見逃せません。これまで収納場所に困っていた大きな絵もすべて飾ることができたと奥様はうれしそうです。

ご主人の感想は?と問うと「前より早く帰ってくるようになったんですよ。箪笥やモノに囲まれた生活がそれほど嫌だったんでしょうね」と苦笑する奥様。ちょっとした工夫の積み重ねがこんなにも住まいの居心地よさを左右するのかと気づかせてくれる一言でした。


リビングだけでなくすべての個室にピクチャーレールを設置。子ども部屋にもお嬢さんの大作を飾っています。正面の収納もオーダーメイドで設けたもの。


■私のオーダーメイドマンションエピローグ

約26畳大というゆとりの広さに加え、最上階ゆえにリビングダイニングばかりか個室の天井高も約3mを確保したY邸。合わせて4つのバルコニーとルーフバルコニーに囲まれているので、明るさと開放感は抜群。「娘は一戸建ての庭のような感覚ですぐ外に出られるのがとてもうれしいようです」と奥様。収納スペースの充実によってかさばる所持品や箪笥が視界から消え、すっきり快適な生活空間が実現したことにご主人も大満足だそうです。